エネルギーの源”太陽”と
包容力と道徳心を象徴する”木星”のアスペクト

太陽 木星 アスペクト

木星は、発展や繁栄、善の意識を司る天体です。

太陽は、自分自身の公的な面を司りますから、太陽と木星のアスペクトは社会的な面に影響を与えます。

社会的な公共性や常識を取り入れる為に木星は太陽に包容力を与えます。
それを受け入れた太陽は自分の人生を成功へ向かうように主体的に行動します。

昔から最高の幸運星「木星」と言われるのは、この作用を促すからでしょう。

木星は「幸運星」と言われても…
公転周期の遅い天体(土星・天王星・海王星・冥王星)からの影響の方が大きくなります。

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太陽と木星 コンジャンクション 0°(合)

0° コンジャクション記号広い心”と”楽天”が紙一重

木星は、よく言えば包容力があるのですが、楽天的でもあり、援助や保護を表します。
その木星と太陽が同化しますから、社会的な地位が発展したり、人脈も広がります。
その為、容易にチャンスを手に入れる事に恵まれます。
太陽と木星のコンジャクション(合)のアスペクトを持つ方は、楽天的で気楽な気質です。
ただ、このアスペクトは、どんどん拡大を広げてしまします。
美味しい話に飛びついてばかりじゃ大変な事になりかねません。
不必要なモノを減らす”土星”からの作用が必要となる事もあります。

太陽と木星 セクスタイル 60°

60° セクスタイル記号能動的な発展を促す

60° セクスタイル2区分太陽と木星のセクスタイルは60度です。

四元素が、”地と水”・”火と風”の組み合わせ(2区分)になる為、異質な要素を上手に受け入れ発展させることが出来ます。

例えば…

実際に五感で感じられる物質を表す”地”が木星と、他者との関係をくっつける”水”が太陽の場合、物質的な発展を密な人脈で広げます。
商才豊かな方に多いアスペクトです。

女性にとって、”太陽”は、夫(内縁も含む)を表します。
このアスペクト(セクスタイル)の方は良縁に恵まれる可能性があります。

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太陽と木星 トライン 120°

120° トライン記号大らかな木星気質が穏やかに作用する

トライン アスペクト 四元素 地トラインのアスペクトは非常に良い調和をもたらします。
それは、同じ四元素からつくられますから、違和感なく穏やかに木星の影響を太陽が受け入れます。

さらに、トラインをつくるアスペクトのサインが、”活動宮のサインと柔軟宮のサイン”、”柔軟宮のサインと不動宮のサイン”、”不動宮のサインと活動宮のサイン”の組み合わせになりますから、その辺りを加味しても非常に良い状況であることが分かります。

例えば…
太陽が山羊座で、木星が牡牛座ならば野心的な活動をしっかり安定させつつ物質的な発展に貢献させます。

大企業のような大きな組織の中で能力を発展させるには良いアスペクトです。
気質としては常識的でのんびりとした”おおらかさ”があります。

また、木星からの影響である大らかな”ポジティブ志向”が、幸運を引き寄せます。
成功者気質を生まれ持っている方といえます。
さらに、女性にとって、”太陽”は、夫(内縁も含む)を表します。
このアスペクト(トライン)の方は良縁に恵まれる可能性があります。

太陽と木星 オポジション 180°

180° オポジション記号木星の発展性の節度を失しないやすい

太陽と木星がオポジションのアスペクトの場合、安請け合いしてしまう傾向があります。
このアスペクトの四元素は、”地と水”・”火と風”の関係になり異質でありながらも上手く性質を受け止めます。
ただ、一直線に行き過ぎるので、自分の能力を超えてしまう傾向があるのです。
この場合、自分の目的に合わないものを制限したりブレーキをかける役割をする土星が、良い影響を与えてくれていれば自分を守ることができます。
ただ、一見有効なチャンスでもあなたにとって相応しくないチャンスを否定します。

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太陽と木星 スクエア 90°

90°スクエア記号誇張傾向アリ

四元素と三区分 スクエアアスペクト太陽と木星のスクエアの場合は、木星の拡大や増殖が行き過ぎる傾向があります。
スクエアの場合、”地と火”・”風と水”となり異質な四元素から刺激を受けます。
木星が太陽に逸脱方向に誘導する為、回り道となる場合もあります。

この場合、自分は太陽と木星のアスペクトがスクエア(90°)であることを自覚すると良いでしょう。

失敗や挫折を一つの経験としてサラッと流すのではなく、一つ一つ分析し、自分だけのオリジナル人生の発展術のような技を身につける努力をしてみましょう。

横道にそれたとしても、その必要性を感じ地道に取り組む事で経験値を高めます。
結果的には、経験豊富な”太陽(自分)”となり、応用力が身につくはずです。