個人の感受性や所有物を象徴する ”金星” と
努力と忍耐を象徴する ”土星” のアスペクト

金星 土星 アスペクト

金星は、牡牛座と天秤座のルーラーです。
牡牛座的要素の所有物を表し、自分の好む物・食べ物、物質的な関わりによる楽しみに関係します。
天秤座的要素では、協調性と優れたバランス感覚による愛と平和を司ります。

土星は、山羊座のルーラーであり、サブルーラーは水瓶座です。
萎縮や遅延を司りますから、物事に関わる事柄としてはあまり喜ばしいイメージはありませんが、安定性をもたらします。

金星土星のアスペクトは、「金星=愛・所有物土星安定」が絡むアスペクトです。

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金星と土星 コンジャンクション 0°(合)

オーブ(許容度数):6度

0° コンジャクション記号手堅い、生真面目

コンジャンクション(合)のアスペクトは、同じ四元素(エレメント)で、同じ三区分(クオリティ)、同じサインで構成されるアスペクトです。
金星 土星 合強調のアスペクトコンジャンクション(合)を上記の図で例えると…天秤に金星と土星が入っています。
同じ風の元素で、クオリティにおいても同じ活動宮です。
(バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色:不動宮、水色:柔軟宮)
上記の図の金星は、ドミサイル(domicile)直訳すると「住まい」と言われる処に居ます。
金星にとっては自分の家で、のびのびしている状態です。
土星にとっても居心地の良いエグザルテーション(exaltation)直訳すると「高揚」している状態です。

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金星と土星 コンジャンクションのアスペクト

金星の情感や快楽を表し、自由奔放なイメージですが、一方の土星は保守性を司ります。
その二つの天体が同化した影響を与えます。

影響を発揮する場所(ハウス)にもよりますが、愛情表現としては奥手だったり、恋愛経験も遅く経験するでしょう。

恋愛に絡む天体「金星」ですから、恋愛面においては「金星=若い女性」として、「土星=かなり年上男性」となります。
このイメージから、年上の方との交際する傾向があるでしょう。
また、金星を所有物として見立てた場合、所有物を安定的に保持しようと土星が働きかけます。
この作用が同化したカタチで現れます。
この影響により、技能や技術を身につけたり、資格を得る為に努力をするでしょう。

金星にトランシットする土星とのコンジャンクションによるアスペクトの影響

この時期は、恋愛における「転機」になるような経験や情緒を抱くことがあるでしょう。
秩序や倫理から逸脱した恋愛に終止符を決断する事もあるでしょう。
如何なる場合でも、冷静な自己分析が重要になります。

お金に関わる事柄は、停滞や縮小もあるかもしれませんが、確実な安定を得られ解決に繋がるでしょう。

いずれも、金星が作り上げた「贅沢」を土星がキレイに「断捨離」をするようなカタチになります。

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金星と土星 セクスタイル 60°

オーブ(許容度数):4度

60° セクスタイル記号程よく真面目

セクスタイルのアスペクトになる場合のエレメント(四元素)は、基本的に”風と火”・”地と水”です。
この関係では、”地は水の器になるり”、”火は風に煽られさらに燃え上がる”
このように、異元素からの影響を燃料のように使います。

クオリティ(三区分)においても、基本的に”活動宮と柔軟宮”、”不動宮と活動宮”、”柔軟宮と不動宮”の関係です。
それは、無理なく有効に発動させます。
金星 土星 セクスタイル上記の図の場合は、乙女に金星が入り、蟹に土星が入っている状態です。

エレメントは、”地と水”、クオリティは、”柔軟宮と不動宮”です。
(バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色:不動宮、水色:柔軟宮)

批判的思考を持つ乙女座に情感や愛情を司る金星が入り、保護能力に長けている蟹座に土星が入り、セクスタイルのアスペクトですから家庭や社会における団体活動としては良い働きを発揮するでしょう。
乙女座の批判的思考は悪い意味での「批判」ではなく、細かい分析を行う上で大切な思考なのです。
入手した情報の全てを鵜呑みにしていては分析にはならないですから…

このアスペクトが家庭内で発揮した場合、安全で安定した家庭環境の保持の為、家族に対し細かい注意や指示をするようになるでしょう。
この活動には必ず相手を思いやる「愛」があり、基本的に矛盾はないはずです。

金星と土星 セクスタイルのアスペクトによる影響

金星が司る趣味や愛情表現が土星とのアスペクト(セクスタイル)により安定感が現れます。
また、無駄に広げたり、欲深い行動を土星が抑えますから、人間関係のにおいても必要以上に交遊関係を広げません。
その為、友人の数は少なくなるかもしれませんが、安定した長い付き合いになる傾向があります。

人間関係(愛情)や金銭感覚においても、真面目度合いが適度な状態です。

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金星と土星 トライン 120°

オーブ(許容度数):6度

120° トライン記号高い実利性と安定感

ソフトアスペクトのトラインでは、基本的に土星と金星のエレメント(四元素)同じ元素となります。
調和のとれた関係で、さらにクオリティにおいても”活動から不動”に、”不動から柔軟”に、”柔軟から活動”へ矛盾なく流れます。
(バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色:不動宮、水色:柔軟宮)

金星 土星 トラインソフトアスペクトのトラインを上記の図で例えますと…

牡牛に金星が入り、山羊に土星が入っています。
双方ともに地のサインですから、エレメントは”地と地”。
クオリティにおいては”不動宮と活動宮”です。

上記の図の場合、金星・土星共に本来の居場所(ドミサイル)に居ますから非常に居心地の良い状態です。
金星の感覚や能力を有効に発揮し、トラインで繋がる土星が常識外れな行動を抑え、四元素(エレメント)が表す物質を上手に安定した生産に貢献します。

金星と土星 トラインのアスペクトからの影響

金星が表す感性や愛情(人間関係全般)が土星の作用により安定した人間関係を築きます。
四元素(エレメント)同じですから、水と水のサイン、土と土のサイン、火と火のサイン、風と風のサインとなります。
この影響は他の元素を持ち込む事がないので四元素の各要素が強く活かされます。

例えば、上記の図の場合のように土と土のサインによる ”金星と土星のトライン” ですと、物質的収入の安定に高い効果を発揮します。

金星の「愛」と土星の「安定」が人間関係に影響すると安定した関係を継続します。

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金星と土星 オポジション 180°

オーブ(許容度数):6度

180° オポジション記号過剰な自虐は年追うごとで穏やかに…

オポジションのアスペクトでは、エレメント(四元素)が、”地と水”・”火と風”ですからお互いを活かす効果がある関係です。
クオリティにおいては、”活動宮”ならば活動宮同士のように同じクオリティです。
(バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色:不動宮、水色:柔軟宮)
この為、互いの資質を促します。

状況次第では、過剰になる傾向が現れやすアスペクトです。
金星 土星 オポジションオポジションのアスペクト上記の図で例えると…

天秤(風)に金星が入り、牡羊(火)に土星が入っています。
エレメントは”風と火”です。
クオリティにおいては、”活動宮と活動宮”です。
活動宮のサイン同士のオポジションは活動が過剰になる傾向があり、じーっとしていられないようです。
金星の能力を土星に向けて現実化させますから、人が踏み入れた事がない分野の仕事に取り組むでしょう。
しかし、土星が無駄を省こうとしますから、牡羊らしい「パイオニア精神」が抑えられてしまい、自分で自分を責めてしまう状況に陥る傾向があります。

金星と土星 オポジションのアスペクトによる影響

金星が表す愛情(人間関係)が、土星のオポジションによる影響で金星の働きを過剰に抑える傾向があります。
その結果、恋愛を含む対人関係よりも仕事や芸術に喜びを見つけようとします。
恋愛面においては、自分で自分を必要以上に責めたりするかもしれません。

しかし、若い頃は理解できず使いこなすことが難しく感じる土星ですが、年追うごとに土星の影響を受け入れ上手に使う事が出来ますから土星の「厳しさ」が緩和されます。

出生図の金星にトランシットする土星 オポジション

土星がホロスコープを一周する周期は、約30年ですから日々頻繁に起こるトランシットではありませんね。

この時期は情緒的に圧迫を感じやすい時期となるでしょう。
恋愛においては、停止となる事を経験するかもしれません。
土星による縮小や停止は、その人にとって必要ではない事柄でしょう。
今現状が辛くても長い目で見ると良い結果となるでしょう。

また、経済を司る金星ですから、経済面においても困窮する事もあるでしょう。
その際は、土星に従い「節約」をする事で切り抜ける事が出来るでしょう。

快楽や楽しみを表す「金星」は、その人にとって非常に心地よいモノです。
それを手放すのですから辛く悲しい気持ちになるかもしれません。
この状況が若い頃に起こると尚更でしょう。

しかし、この経験は人として誰でも経験することで、人として処理できる許容範囲の出来事です。
いつまでも引きずる事はないでしょう。

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金星と土星 スクエア 90°

オーブ(許容度数):6度

90°スクエア記号打算的

このアスペクトは、基本的にエレメント(四元素)が、異元素同士(”地と風”・”火と地”・”火と水”・”水と風”)の関係となります。
クオリティにおいては、”活動宮”ならば活動宮同士のように同じクオリティです。
(バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色:不動宮、水色:柔軟宮)

金星 土星 スクエアハードアスペクトのスクエアを上記の図で例えると…

蠍(水)に金星が入り、獅子(火)に土星が入っています。
四元素(エレメント)は、”水と火”です。
クオリティは、”不動宮と不動宮”です。

上記の図を例にします。

好きなことをしたい獅子座に土星が入っていますから、安定的に継続し、固定しようとします。
あるモノ(者)と一体化しながら生きようとする蠍座が金星に入っていますから、愛情もしくは金銭的に深く繋がり固定しようとします。
その行動が、その人の中で起こりますから、自分を抑えて人との関わります。
その人は、重苦しさを感じる事でしょう。

金星と土星 スクエアのアスペクトによる影響

異質な四元素の”土星”が、異質な四元素の”金星”に何かと干渉します。
その為、愛情表現が屈折したり、打算による愛情の為、本来の金星の良さが活かされない傾向があります。

若い頃は土星による影響は辛く、しんどいモノですが、年を取り、様々な経験を経て緩和します。
そこに至る為には、自分が不利になるのでは?と相手を疑い、信用できない気持をコントロールする必要があるでしょう。

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