星座とサインは別物!
西洋占星術で使われる”サイン”は、英語の”sign”で直訳すると”符号”や”記号”です。
星占い使われる”星座”=”サイン”ではなく
星座とサインは、違います!
星座は、古代バビロニア(現在のイラク、メソポタミア南部)から伝わりました。
しかし、その星座の位置は72年で約1度ずつズレています。
そして、現在は、牡羊サイン(春分点0度)のところには、魚座がいます。
西洋占星術でつかう”サイン”は、春分点0度から始まり、正確に30度ずつ区切り、表したものを”サイン”と言います。
ゆえに…星座=サインではないのです。
各サインは、それぞれ性質や能力などの特質を持っています。
性質や季節で区分しています。
目次
二区分
宇宙を含め全てに陰と陽があり、二つに分類する思想”陰陽説”があります。
”表”に対し”裏”、”光”に対し”陰”、”男”に対して”女”と、言うように二つの分かれます。
西洋占星術においても同じようにサインを二つに分類されています。
その分け方は、牡羊サインを”1”として数え、奇数と偶数に分けます。
関心が外向きな”奇数サイン”を男性として表し、関心が内向きな”偶数サイン”を女性と表しています。
上記の表で分かり易く、12サインのマークに数字を書いています。
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四元素(エレメント)
四元素 とは
古代ギリシャの哲学で提唱された、世界を構成する「火」・「地」・「風」・「水」の四つの元素です。
占星術の四元素
占星術では、12サインを”四元素”ごとにグループ分けしています。
四元素で活動の方向性が理解できます。
火のエレメント
牡羊座・獅子座・射手座
- 精神的で誇り高い。
- 常に新しい課題や目標に情熱を注ぐ事で、生き甲斐を感じる。
- 燃え盛る炎のような性質を持っている。
地のエレメント
地のグループサイン
牡牛座・乙女座・山羊座
- 実際的で地に足がついた堅実な性質。
- 実際に感じられる五感を重要視する。
- 不動的な姿勢。
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風のエレメント
双子座・天秤座・水瓶座
- 知的で物事を論理的に理解をする「思考」タイプ。
- 周囲からは、ドライでクールに見られることもあります。
- 情報が風となり社会に風をおこす。
水のエレメント
蟹座・蠍座・魚座
- ウェットな「感情」型。
- 情緒やムードを好み、人の感情の機微を敏感に感じ取り、対人関係や情を大切にする。
- 柔軟な対応に長けている。
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三区分
三区分は、12サインを牡羊から数えて順に”活動宮”、次に牡牛が”不動宮”、次に双子が”柔軟宮”と、順に振り分けてグループが分けられています。
各グループの分けられている季節的な特徴と性質で、大まかな行動の特性が理解できます。
活動宮
活動宮は、春分点、秋分点、夏至点、冬至点の位置です。
季節の始まりを表し、物事のスタートを表す。
活動宮サインの活動の場とその傾向
- 自分から働きかけ、スタートさせる力。
- 大げさで、思い付きの行動が目立つ。
- 持続力はあまりない。
- エネルギッシュ。
牡羊座は、個人の為の活動。
蟹座は、家族や特定のグループに対しての活動。
天秤座は、多くの人に対しての活動。
山羊座は、社会のための活動。
不動宮
不動宮のサインは、二十四節気の穀雨に牡牛座、大暑に獅子座、霜降に蠍座、大寒に水瓶座が始ります。
新しい季節に入り安定した頃です。
活動したものを安定させる、定着させることを得意とします。
不動宮サインの安定の場とその傾向
- 持久力や持続力があり、安定性がある。
- 価値観が固定化している。
- 習慣的に抵抗する癖がある。
- 変化に弱い。
牡牛座は、財産や所有の安定させる。
獅子座は、自己の安定させる。
蠍座は、信念や深い関係の安定させる。
水瓶座は、正義の維持を安定させる。
柔軟宮
柔軟宮のサインは、二十四節気の小満に双子座、処暑に乙女座、小雪に射手座、雨水に魚座水が始ります。
安定していた季節から次の季節を柔軟に受け入れる変わり始める頃です。
安定していた事を更なる進化の為に変化させ発展させることを得意としています。
柔軟宮サインの柔軟な対応とその傾向
- 変化を好み変化の中で成長する。
- 調整能力に長けている。
- 温厚で角がないが、柔軟過ぎると決断力がなく積極性に欠ける。
双子座は、情報を広げ、柔軟に捉えて処理する。
乙女座は、仕事を実務的に柔軟に処理する。
射手座は、考え方が柔軟で臨機応変。
魚座は、感情面で柔軟性を発揮する。