西洋占星術におけるインターセプトの意味と影響

出生図のホロスコープに”インターセプト”があるのか?を、調べるには、正確な出生時刻が必要になります。
ご自身の出生時刻が分かっている方は自分のインターセプトを調べてみましょう。

インターセプト とは(intercept)

直訳すると「妨害」「遮断」ですが、決してマイナス的な効果を与えるものではありません。

下記のホロスコープは、MyAstroChart のサイトを使って作成しました。
ご自身のホロスコープも簡単に作成できるので是非お試しください。

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インターセプト ホロスコープ

5ハウス天秤・11ハウス牡羊がインターセプトする例
インターセプト ハウス カスプサイン上記のホロスコープで見ると、11ハウスのカスプが魚サインで始り、12ハウスが牡牛サインで始まります。

ということは…
牡羊サインが11ハウスにすっぽり入っています。
よって、牡羊のカスプは存在しない状態です。

ハウスカスプ(ハウスの境界線)はサインの影響を無意識に受けていると言われています。

逆に言えば、ハウスカスプが存在しないサインは、そのサイン的要素の影響を受けにくいとも言えます。
さらに言えば、そのサインは、使う必要性があまりない。

その為、”使わない”ので、”使いづらい”状況になるのです。

そのサインはその方にとって、”苦手”だからこそ”過剰に守る”
若しくは、大切だからこそ”保護”しているのです。

まるで”過剰包装”したようなサインと、なるのです。

その為、社会的に表面化されるようになるには時間がかかります。

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インターセプトの影響

インターセプトされているハウスにある”天体”も同じような影響を受ける為、天体の能力が”やや弱まり”ます。
何事も状況や状態次第ですから「弱い=悪い」ではありません。

例えば…インターセプトのハウスに、悪影響を与える天体がトランジットした場合は、パワーが弱くなる為、悪影響は回避できるのです。

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インターセプトの天体

出生図にインターセプトのサインに天体が入っている場合は、他者からは見え辛く、自分自身も扱いにくいと感じる傾向がありますが、年齢を重ねることで経験値が増しますから、徐々に扱えるようになります。

インターセプト=遅咲き

と、捉えて頂けると良いでしょう。