二つの感受点(天体,Asc,Mcなど)中間点をミッドポイントもしくはハーフサムと言います。
上記の図の場合、木星と冥王星の中間点これを「ミッドポイント」と言います。
ミッドポイント(ハーフサム)は、アラン・レオが発表し、その後ドイツの占星術師”エバーティン”によって調えられた手法です。
ミッドポイントは上級テクニックと言われていますが、実際は非常に”面白く、楽しい” 手法です。
ただ、手書きのホロスコープでは非常にめんどくさいです。
Stargazer のようなホロスコープ作成ソフトを使うと非常に便利です。
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ミッドポイント(ハーフサム)の見つけ方
感受点と感受点を結んで、その中間点を計算します。
下記の図の場合は、木星と冥王星です。
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ハーフサム 軸 とは
ミッドポイントから45度間隔に点の位置を計算します。
するとその点は、全部で8個(HN=8)できます。
基本的にStargazerでは、8個(HN=8)ですが、90度間隔に点の位置を計算して4個(HN=4)を採用している方もいらっしゃいます。
ミッドポイントと対面(180度)のポイントを結びます。
これを「軸」といいます。
この軸には、愛情関係軸・疾病関係軸・成功関係軸があります。
その軸についての詳細は、「ミッドポイント ハーフサム軸」 こちら の記事をご覧ください。
軸を構成する感受点を、「感受点/感受点」と表します。
上記の図の場合、木星/冥王星 (♃/♇)となります。
その軸に接触する感受点が、下記の図のように存在すれば感受点/感受点=軸に接する”感受点”
と表現します。
上記の図の場合、木星/冥王星=月 (♃/♇=☽)となります。
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ハーフサムの軸の影響
「軸」に感受点が接触している場合、「軸が満たされている」と表現します。
出生図のホロスコープで「軸が満たされている」と、「軸」の性質が強く現れます。
「満たされていない軸」は、トランジットで巡ってきた感受点により「満たされた軸」となります。
トランジットで巡ってきた感受点で、マレフィック(凶星)が巡るタイミングは要注意。
ベネフィック(吉星)が巡るタイミングはチャンスンの時期です。
幸運の代表と言われる「木星」が巡ってきた時が最も幸運です。
逆に、注意する天体は「海王星」です。
海王星は、何事も曖昧にする為、最悪とされています。
例えば、金星/天王星=海王星 となる場合
金星/天王星は恋愛軸です。
その恋愛が、海王星が示す曖昧な状態になります。
解釈として、色々考えられますが…
- 不倫・三角関係
- 騙されている?
- ハッキリしない関係
- 奇妙な関係
- この恋愛に溺れている。
など