対外的な主張を担当する ”火星”

火星 Mars

火星
獅子座の守護星

  • 公転周期…一年と11ヶ月(688日)
  • 逆行周期…2年ごと。
  • 逆行期間…2.5ヶ月ほど逆行。
  • 象徴…男性。戦士。権力を行使する状況の人。外科医。
  • 表現…競争。戦争。事故。怪我。暴力。
  • 身体部位…筋肉組織、性機能、生殖器、体温、顔、味覚、臭覚、前頭葉、膀胱、副腎

 

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火星の公転周期とホロスコープ上の火星

火星の公転周期は、約688日です。

ホロスコープ上では、1つのサインに滞在する期間は、約2ヶ月弱です。

約2年弱での12星座を通過し、ホロスコープを一周します。

 

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火星の逆行とは

火星の逆行は、2年ごとにです。

逆行期間は、約2.5ヶ月ほどです。

太陽を内側として見ると、火星は地球より外側を公転しています。

地球が火星を追い抜く際に、地球から見ると火星が逆行しているように見える現象を逆行と言います。

実際に天体が逆行することはありません。

 

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西洋占星術に於ける”火星”の象徴

西洋占星術に於ける火星は、競争や争い・トラブルの星と言われます。

火星は、個人の意思を対外的に押し出す為”否定的”なカタチで現れます。

その為、穏やかではない現象になるのでしょう。

しがし、火星は積極的な活動をパワフルに起こします。

女性にとって火星は、男性を表します。

夫は、太陽ですから…

火星は、夫ではない男性です。

火星が支配星となる”牡羊座”は、未知なるチャレンジに作用します。

イメージとしては、体育会系の男子のような感じです。

火星が支配星となるサインは”蠍座”もありますが、現在は冥王星です。

副支配星としての蠍座は、対人的な面でのパワーに作用します。

 

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太陽からのエネルギーをパワーにする「火星」

発達年齢域と年齢に影響する期間
35歳頃から45歳頃まで

地球より内側を公転する惑星は、月・水星・金星です。

この3つの惑星は、内面の基本的な資質で受動的に発展します。

その土台から人生を開発する為のエネルギー源を表す太陽が発達します。

次は、地球の外側を公転する火星。

火星は、太陽からのエネルギーを外に向けます。

その年齢域は、35歳から45歳です。

人間の精神の成長は道のりが長く、やっと外に意識を向ける頃には35歳を過ぎた頃です。

火星は、競争や争いを表しますが…

確かに35歳から45歳ごろは”出世欲”が強い時期ですから、まさに出世競争の真っただ中です。

火星は、積極的に自分を押し出します。

この経験が、”火星の発達”なのです。

その火星の状態は人ぞれぞれですが、傾向としては「否定」として現れます。

否定的過ぎると争いが多くなり、否定がなくてもただのイエスマンとなります。

この経験から、コントロールを学び、その能力も取得します。

 

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各12ハウスに在室する「火星」

占星術におけるホロスコープの「ハウス」は、第1ハウスから第12ハウスまであります。

各ハウスそれぞれは、活動の「場」を表します。

ハウスに在室する火星は、そのハウスにおけるシーンで「火星」の本質がどのように表現され、活動するのかを知ることが出来ます。

 

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