人間の知恵・知能を超え、精神的活力を担当する ”海王星”
目次
西洋占星術に於ける 海王星 Neptune
- 公転周期…一年と11ヶ月(688日)
- 逆行周期…1年ごと。
- 逆行期間…約5ヶ月間。
- 象徴…究極な潜在能力による、究極な創造力、神秘的な感覚。
- 表現…芸術、神秘感覚、不注意、精神病、薬物中毒、トランス状態、詐欺、液体。
- 身体部位…太陽神経叢、松果腺、ライデン腺
- 発達年齢域と年齢に影響する期間
85歳以降から死に至るまで
海王星の年齢域はありますが、個人の年齢域として読みません。
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海王星の公転周期とホロスコープ上の海王星
海王星の公転周期は、164.82年かけて、軌道を一周します。
ホロスコープ上では164.8年で一周します。
1つのサインに滞在する期間は、約14年です。
海王星の逆行とは
海王星の逆行は、1年ごとです。
逆行期間は、約5ヶ月間ほどです。
太陽を内側として見ると、海王星(※外惑星)は地球より外側を公転しています。
※地球より外側で太陽を公転している惑星(火星、土星、土星、天王星、海王星)のこと、占星術的には冥王星も含まれます。
地球が海王星を追い抜く際に、地球から見ると海王星が逆行しているように見える、”見かけの現象”です。
実際に天体が逆行することはありません。
惑星の公転は、太陽に近い方ほど速いという特徴があります。
太陽には、惑星を動かす力があります。
その力は、太陽に近いほど強く、太陽から離れると弱くなります。
これは、1619年にヨハネス・ケプラーによって発見された惑星の運動”ケプラーの法則”です。
よって、地球は外惑星を追い抜きます。
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西洋占星術に於ける”海王星”の象徴
海王星は目に見えないもや不透明で神秘的なものを司ります。
ポジティブな表現では、夢や想像力。
ネガティブな表現では、嘘や詐欺、薬物やアルコールによる中毒やトランス状態。
個人としては、夢現の状態や潜在意識のような生まれつきの能力を示します。
海王星の力に神秘的な能力ばかりクローズアップされていますが、その能力を現実的に活かしている人こそ優れた実業家です。
巷でもてはやされている”引き寄せの法則”これも海王星的な能力をポジティブに利用した一つの手段しょう。
”引き寄せの法則”とは、具体的に自分の願望を思い描き、それを自分に引き寄せる「技」のことです。
自分が描いた「夢」(海王星的能力)を、いつ・どこで・どのように行うかは、他の惑星やサイン、ハウスなどに伝える必要があります。
しかし、まずは自分の想像力を発揮しなければ何も始まりません。
海王星が描いたイメージは、社会的に適応させる為に土星的な枠で折り合いをつけます。
さらに、天王星的な枠で折り合いをつけることが出来れば、海王星的イメージは最大限に広く行き渡るのです。
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天文学的 海王星の特徴
海王星は、視等級が7.7より明るくなることはありません。
その為、裸眼で見ることはできないのです。
また、太陽から数えて8番目の惑星です。
太陽系惑星の中では最も太陽から遠い位置を公転しています。
- 自転周期…16時間 6.5分
- 赤道傾斜角…28.31度
- 地球よりも外側の軌道を公転する、”外惑星”。
- ガス成分が比較的少なく、メタン、アンモニアを含む氷や液体の水を主体とした”巨大氷惑星”で”天王星型惑星”として分類されています。
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各12ハウスに在室する「海王星」
占星術におけるホロスコープの「ハウス」は、第1ハウスから第12ハウスまであります。
各ハウスそれぞれは、活動の「場」を表します。
ハウスに在室する海王星は、そのハウスにおけるシーンで「海王星」の本質がどのように表現され、活動するのかを知ることが出来ます。
- ホロスコープの見方 第1ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第2ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第3ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第4ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第5ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第6ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第7ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第8ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第9ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第10ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第11ハウスの解説と在室する天体
- ホロスコープの見方 第12ハウスの解説と在室する天体