ホロスコープのインターセプトを知るには、正確な出生時刻が必要です。
まずは、ご自身またはその方の正確な出生時間を母子手帳などで調べましょう。
ただし、ホロスコープ上にインターセプトが全ての方に起こるとはかぎりません。
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目次
インターセプトのサインとハウス
ホロスコープのサインは30度幅で均等に区切られていますが、ハウスは均等ではありません。
その為、ハウスカスプが同じサインだったり、カスプのないサインも現れる場合があります。
インターセプトとは…広いハウスに包みこまれるサイン
ハウスの角度幅が30度以上のハウスがある場合、ハウスの中にサインがすっぽり入ってしまう場合があります。
この状態を「インターセプト」と言います。
ハウスの大きさは対面対象ですから、インターセプトされたサインはそれと対象となるサインもインターセプトされます。
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インターセプトの特徴と影響
ハウスの影響は、始まりが(カスプから)が一番強いと言われています。
インターセプトされたサインにはカスプがないため、サインとしての影響を発揮するタイミングがありません。
その為、インターセプトされたサインは影響力が弱く、そのサインに存在する天体の影響も弱くなります。
しかし、インターセプトのサインが含まれたハウスは30度以上あります。
そのハウスを通過するトランジットの天体は、滞在する期間が長くなります。
また、沢山の天体が入る場合もあります。
人が生きている限り、そのような状態が繰り返されるので必然的に、そのハウスによる”経験”が多くなります。
インターセプトされたサインの影響を発揮させるには、時間がかかります。
ただ、経験を重ねることで、上手に扱えるようになります。
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インターセプトされたサインが入るハウスの意味
インターセプトされたサインは表面化されにくく、そのサインを含むハウスも時間をかけて育むことになります。
そのサインとハウス共に、その人にとっては大切な事柄でもあります。
インターセプトのサインが入るハウスをハウス別に紹介します。
インターセプトサインが1ハウスと7ハウスに入る場合
パートナーとの関わり方について抵抗や躊躇をする傾向があるでしょう。
自分のことが分からない方は、他者を責める傾向があります。
1ハウスは生まれた瞬間に備わった性格ですから無自覚ですから仕方がないでしょう。
しかし、”他者を責める原因は自分にある”ことを学び沢山の経験をするでしょう。
結果的に、その経験から他者に感謝し他者を労わるようになります。
また、他者から認識されている人格とは異なる人格が隠されています。
いずれも、若い頃は上手に扱えなくても、年齢にが増すことで上手に扱えるようになります。
インターセプトサインが2ハウスと8ハウスに入る場合
生まれつきの才能(2ハウス)と継承(8ハウス)を表すハウスが、インターセプトハウスされたサインが含む場合。
自分の才能を活かすことで収入を得る方法を開花させるには時間がかかりそうです。
年齢を重ねることで、その能力を発揮することが出来き、その行動も慎重です。
また、そのことに関しての経験値も高くなりますから、実現化すると安定感があるしょう。
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インターセプトサインが3ハウスと9ハウスに入る場合
初等教育を表す”3ハウス”と高等教育を表す”9ハウス”です。
知識や技術を上手に扱えなくても、思い入れが強く、習得意欲が高まります。
3ハウスが強化されることで機転が利く才能が開花され、哲学的に考え、さらに総合的に考える能力に繋げる事が出来るでしょう。
その為に新しい分野を学ぶために年老いても学び続けるでしょう。
インターセプトサインが4ハウスと10ハウスに入る場合
1・4・7・10ハウスは「アンギュラー・ハウス」と言って人生の軸のようなハウスです。
”4ハウス”は家庭環境から学ぶ良心を表し、”10ハウス”は社会適応能力を表します。
社会的適応能力を育成するには時間がかかる傾向がありますが、年齢を重ねること社会的適応能力が発揮されます。
その能力は、集団的意識をしっかり学び、それを社会的な”共存共栄”に活かすことが出来るでしょう。
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インターセプトサインが5ハウスと11ハウスに入る場合
趣味や冒険の”5ハウス”と友人と未来へのビジョンの”11ハウス”です。
5ハウスの”自己の創作”を11ハウスの”大人数の友人やグループ”に投影させることが上手に出来ず、時間がかかる傾向があります。
人生においてウエイトの大きい趣味や未来へのビジョンを思うように構築出来ないこともありそうです。
”明日なろう”にならないように、未来のビジョンをしっかり持つ必要があります。
インターセプトサインが6ハウスと12ハウスに入る場合
雇用されることによる労働や健康を示す”6ハウス”とプライベートや秘密を示す”12ハウス”です。
仕事とプライベートのバランス管理が上手に扱えない傾向があるでしょう。
プライベートは他人から隔離したスペースを確保して、瞑想や空想にふけることで日々のルーティーンにも良い効果が表れるでしょう。