西洋占星術では、天体もしくは天体以外の感受点が作り出す角度のことを「アスペクト(座相)」といいます。
その角度には、特別な作用をおよぼす角度があります。
月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10天体は、各々役割があります。
そして、その各々の天体が、一人の人の性質の元をつくり出しています。
天体と天体が繋ぐことで、特別な角度(アスペクト)が出来でます。
そのアスペクトからの作用が、その人の”行動”として読み解きます。
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アスペクトも良くも悪くも”思考”次第
アスペクトを「吉角」や「凶角」という”表現方法”使われています。
ハードアスペクトを「凶角」、ソフトアスペクト「吉角」とされているようです。
アスペクトに ”吉” も ”凶” なし!
ハードアスペクトが起こった時に、良くない事が起こりやすい為、その経験から「凶角」と表現されているようです。
日本人には馴染みのある表現ですから、インパクトがあって理解しやす利点はあります。
が、しかし、アスペクトには”種類”はありますが”吉も凶”もありません!
アスペクトの種類の一例ですが…
「障害」という表現だけで良くないことが起こりそうなイメージはありますが。
このアスペクトは、『自分が持っている”基本的な性質”(天体)と”異質な性質”(天体)から刺激を受ける事で”変化”を起こす』のですが。
”変化”には”リスク”がつきものであり、その”リスク”だけに焦点をあてて言い表しているだけです!
現に、素晴らしい成功を成し遂げた”成功者達”の出生図には、ハードアスペクトが存在します。
何事も自分が思い描いた”思考”は現実化します。
ハードアスペクトだから『悪いことがおこる』と思い込むことが、”負のスパイラル”に陥る原因です。
確かに…ハードアスペクトがあると、そのハウスではそれなりの影響がありますが。
マイナスイメージを連想するのではなく!
大切なのは…
どんな失敗(逆境)にもそれに見合った利益の種子が含まれています。
そこに含まれている”利益の種子”を見つけ出し、そこから”芽”を出させ、立派に成長させる!
ことが重要なのです。
失敗(逆境)や変化は、そのチャンスの前に現れるきっかけにすぎないのです。
西洋占星術に限らず、全ての占いの情報を受けるにあたって「マイナス的要素はプラスに変化させるチャンスが隠れている」と受け取る心構えが大切です。
善な心から起こる”思考”は、人々から必要とされる為、必ず”現実化”します。
アスペクトの話しから、話がそれてしまいましたが…
アスペクトに関しては、良くも悪くも現象がはっきり現れやすい為、マイナス的な現象も表現をしざろうえないのです。
その為、「マイナスはプラスに変化する可能性がある」ことをお伝えしなければならない!と、思いお伝えさせて頂きました。
ホロスコープリーディングはアスペクト以外も大事!
ホロスコープリーディングは、単純に形成されたアスペクトの角度だけで判断するものではありません。
- 天体が存在する”サイン”では、その天体の性格的な雰囲気が現れます。
- アスペクトが起こっている”ハウス”では、その作用が起こったり能力を発揮する場所となります。
- アスペクトを作っている”天体”は、実態を表します。
それらの要素を加味しつつ、アスペクトが表す現象であり、その人の行動などをリーディングします。
まずは、四元素(エレメント)と三区分(クオリティ)を加味して見ましょう。
詳細記事に 続く…