エネルギーの源”太陽”と
幼少期に培った感情を表す”月”のアスペクト
太陽は、人生を創る為の創造意志。
月は、幼児期に受動的につくられた感情(心)です。
その感情は、その方の基本的な性格であり、その方にとっては無意識な”癖”のような部分です。
太陽と月で、その人の性格的な輪郭が分かります。
雑誌などの占いに書かれている星座占いが当たらないと感じる方は、太陽のサインと月のサインが異なる為です。
太陽のサインと月のサインが同じ方は、雑誌や本に書かれている「あなたの性格は…」と書かれている内容に共感できる傾向はあるでしょう。
スポンサーリンク
太陽と月 コンジャンクション 0°(合)
太陽と月が0度ですからサインも四元素も同じです。
”太陽”は、人生を創る創造意志を表し、”月”は基本的な性格(感情)を表します。
また、太陽は社会的な人格で月は内面的な心を表します。
太陽と月のアスペクトがコンジャクション(合)になる方は、意志(太陽)と感情(月)が一致しているので、表裏がないタイプです。
ただ、視野が狭く、思い込みが激しい為、公私混同しやすい傾向があります。
太陽があなたの人生を創るので、あなたの社会は太陽でもあります。
太陽と月が一致している0度のアスペクトは、社会とあなたの心も一致している事になります。
このアスペクトの方は、社会と自分とのギャップはあまり感じないでしょう。
女性の場合は、社会が夫のような存在となり結婚を望まない方もいらっしゃいます。
逆に、結婚をすると良き妻として夫に尽くします。
また、尽くす価値ある男性を夫に選びます。
男性の場合は、夫を立てるような女性を妻に選びます。
太陽と月 セクスタイル 60°
太陽と月のセクスタイルは、異質な四元素(エレメント)で成り立つアスペクトです。
その関係は、”火と風”・”水と地”ですから、お互い必要とする元素同士です。
このアスペクトを持つ方は、公的な顔と私的な顔は違います。
その違いは、”矛盾を感じるような二面性”ではありません。
むしろ上手に使い分けたり、上手に利用します。
太陽が示す社会性と、月が示す無意識な感情(心)との関係に違和感がない為、葛藤もなく、自分の中では安定しています。
自身の心の中でも、幼少期に培った心の奥の感情を太陽(自我)が理解し折り合いをつようとします。
スポンサーリンク
太陽と月 トライン 120°
太陽と月のトラインは、同じ性質の四元素(エレメント)で成り立つアスペクトです。
図は、仮に”地のエレメント”で関係性を表しています。
太陽と月が同じ元素ですから、違和感も矛盾もありません。
公的な性質も、私的な性質も同じですから二面性もないでしょう。
また、その二つに滞りもありません。
ただし、正確にホロスコープを出した場合、太陽と月のオーブがある為エレメントが異なる事もあります。
その場合は、トラインでもやや矛盾や葛藤があるでしょう。
太陽と月 オポジション 180°
太陽と月のオポジションは、異質な四元素(エレメント)で成り立つアスペクトです。
その関係は、”火と風”・”水と地”ですから、お互い必要とする元素同士です。
状態としては矛盾がないのですが、太陽と月が向き合っている状態です。
ストレートに自分を前面に押し出そうとし、自分自身も一皮むけなければなりません。
公的な活動の為に自分の私生活や感情を変化させます。
その変化にあたり、障害を感じる事はないでしょう。
自分自身を客観的に考えことが出来ますから、対人関係に恵まれます。
しかし、太陽は社会性で月は感情(心)ですから、自分自身の殻をむくことが出来ず拘りを持ち過ぎると「環境に受け入れてもらえない」と感じるでしょう。
スポンサーリンク
太陽と月 スクエア 90°
太陽と月のオポジションは、異質な四元素(エレメント)で成り立つアスペクトです。
その関係は、”地と火”・”水と風”で反発しあう関係です。
人生を創る社会性を表す”太陽”と幼少期に培った感情(心)を表す”月”に食い違いや葛藤が起こりやすいアスペクトです。
その為、表向きの顔と私生活の顔に違いがあり、折り合いをつけるのに苦労しそうです。
異性の前と同性の前との態度が違う為、異性からはモテる可能性があります。
月は母親、太陽は父親を表しますから、両親が不仲である場合もあります。