普遍的世界を象徴する”天王星”と
破壊と再生を象徴する”冥王星”のアスペクト
天王星は、独創的な発想を生み、ローカルな世界から飛び出し、独立的な行動を起こします。
また、普遍的な世界にいざなう天体です。
ローマ神話では、「冥界の神（プルート）」とされ、少々ダークなイメージ。
”破壊”と”再生”を象徴します。
目次
天王星と冥王星のアスペクト
普遍性を表す”天王星”と審判の天体”冥王星”
この天体のアスペクトは、悪しき習慣に審判を下される場合もあります。
また、自身が”正しい道を歩もう”と強く望む欲求となって現れる事もあります。
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冥王星と天王星 コンジャンクション 0°（合）
オーブ（許容度数）：6度
破壊的な改革者
強調のアスペクト、コンジャンクション（合）を上記の図で例えると…乙女に天王星と冥王星が入っています。
クオリティにおいても同じ柔軟宮です。
（バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色：不動宮、水色：柔軟宮）
このように、コンジャンクション（合）のアスペクトは、同じ四元素（エレメント）で、同じ三区分（クオリティ）、同じサインで構成されるアスペクトです。
破壊と再生の冥王星と、変革と創造力の天王星が、同じ四元素（エレメント）で三区分（クオリティ）においても同じです。
天王星と冥王星が共に強調されるアスペクトです。
双方ともに公転周期の長い天体ですから頻繁に起こらないアスペクトです。
出生図のホロスコープにこのアスペクトを持っている方は、1965年～1966年代生まれの方です。
乙女座に天王星と冥王星のコンジャンクション（合）が入っています。
天王星と冥王星のアスペクトは世代的なアスペクトですから、この年代の方は大きな意味で共通の感覚を持っています。
古い習慣を嫌う。
徹底的な改革により分裂が起ころうと…そんなことは御構い無し！
迷わずぶっ潰しても独創的な発想を構築しようとする。
出生図の天王星とトランシットの冥王星 コンジャクション（合）
自分の本来あるべき姿を模索する時期でしょう。
冥王星の示す根底に天王星が変革という行動を促します。
その為、自分自身を模索する行動が少々過激で攻撃的な行動となるでしょう。
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冥王星と天王星 セクスタイル 60°
オーブ（許容度数）：4度
不撓不屈（ふとうふくつ）の改革者
上記の図の場合…山羊に天王星が入り、蠍に冥王星が入っています。
エレメントは”地と水”、クオリティは”活動宮と不動宮”です。
（バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色：不動宮、水色：柔軟宮）
セクスタイルのアスペクトになる場合のエレメント（四元素）は、基本的に”風と火”・”地と水”ですから、地は水の器になるり、火は風に煽られさらに燃え上がるように、異元素からの影響で相乗効果が期待できる関係です。
クオリティ（三区分）においても、基本的に”活動宮と柔軟宮”、”不動宮と活動宮”、”柔軟宮と不動宮”の関係なので、行動に矛盾や過剰がなく、”息の合った活動”となります。
天王星の改革的精神に冥王星の底力が加わります。
その為、不撓不屈（ふとうふくつ）の改革者のような志を抱きますが…
コンジャンクション（合）のよな衝撃的には現れません。
手を変え品を変え、創意工夫しながら、諦めずに改革意志を持っている。
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冥王星と天王星 トライン 120°
オーブ（許容度数）：6度
親しみやすい調和
ソフトアスペクト トラインを上記の図で例えると…水瓶に冥王星が入り、双子に天王星が入っています。
エレメントは”火と火”、クオリティは”不動宮と柔軟宮”です。
（バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色：不動宮、水色：柔軟宮）
ソフトアスペクトのトラインでは、基本的に木星と火星のエレメント（四元素）が同じ元素となります。
調和のとれた関係で、さらにクオリティにおいても”活動から不動”に、”不動から柔軟”に、”柔軟から活動”へ矛盾なく流れます。
不合理で古い習慣を嫌う天王星に調和とれた状態で冥王星からの底力を与えます。
調和の取れたアスペクト（トライン）ですから、発想や行動においても建設的であります。
独創的な天王星ではありますが、独裁的なスタンスでは活動しないでしょう。
ちょｔっと、余談ですが…
公転周期の遅い天体（トランスサタニアン）のアスペクトは、世代や時代を表します。
天王星と冥王星のトラインは、2025年（9/25）くらいにおこります。
水瓶の1度に冥王星、双子の1度に天王星が入ります。
真の友愛精神が人々に広がる時代になり、新しい風が起こるのかな？
明るい未来に期待しています。
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冥王星と天王星 オポジション 180°
オーブ（許容度数）：6度
常識を覆す斬新な思想の持主
オポジションのアスペクトを上記の図で例えると…射手に天王星が入り、双子に冥王星が入っています。
エレメントは”火と風”、クオリティは”柔軟宮と柔軟宮”です。
（バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色：不動宮、水色：柔軟宮）
オポジションのアスペクトでは、エレメント（四元素）が、”地と水”・”火と風”ですからお互いを活かす効果がある関係です。
クオリティにおいては、”活動宮”ならば活動宮同士のように同じクオリティです。
この為、互いの資質を促しますが過剰になる傾向が現れやすアスペクトです。
180°のアスペクト（オポジション）は、対立する関係ではありますが、クオリティにおいてはお互いの力を活かします。
よって、冥王星から天王星へ一直線に働いかけます。
活動傾向としては、過剰的で破壊的となるでしょう。
その為、改革的な動きや志は”反骨的”なカタチで現れる傾向があります。
出生図の冥王星とトランシットの天王星 オポジション
革新の時期となるでしょう。
このアスペクトが起こる時期は、その人それぞれに違います。
また、どのハウスでこのアスペクトが起こるのか？
それによって解釈は変わるでしょう。
ただ、共通して言える事は「古いものは崩壊」する、若しくは「再生の為の革新」となることは言えるでしょう。
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冥王星と天王星 スクエア 90°
オーブ（許容度数）：6度
変革からイキイキとした自分が現れる…
ハードアスペクトのスクエアを上記の図で例えると…牡羊に天王星が入り、山羊に冥王星が入っています。
エレメントは”火と地”、クオリティは”活動宮と活動宮”です。
（バックグランドが、ピンク:活動宮、黄色：不動宮、水色：柔軟宮）
このアスペクトは、基本的にエレメント（四元素）が、異元素同士（”地と風”・”火と地”・”火と水”・”水と風”）の関係となります。
クオリティにおいては、”活動宮”ならば活動宮同士のように同じクオリティです。
冥王星と天王星のアスペクトがスクエアになると、異質な四元素からの刺激を受けるカタチになります。
それが、横やりのような現象だったりします。
順調と言えるようなカタチではないでしょう。
このアスペクトを持っている方は、物事を改革したり、せざるを得ない状況に遭いやすい傾向があります。
その為、トラブルに対し好む傾向があるでしょう。
決して好んでいるのではなくても…トラブルに巻き込まれる事で底力を発揮します。
結果的には平和で穏やかな生き方では、イキイキとした生き方が出来ない為、刺激を求めることになるでしょう。
天王星と冥王星のスクエア 2012年~2015年
天王星と冥王星は、時代を表す天体（トランスサタニアン）です。
その天体のアスペクトがスクエアとなる時期は、政治的や社会的な暴動や改革を目する可能性があると言われています。
そして、雨降って地固まるとなり、2025年の天王星と冥王星のトライン、調和のとれた時期を迎えるのでしょうか…。
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