逆行の土星と地球との関係
地球から見て土星が逆行して見えるのは、”見かけの動き”です。
実際に土星が逆行することはありません。
土星が地球の近くを通過しながら追い越している状態です。
地球から見て、土星(外惑星)が逆行して見えるときの位置関係は、地球と土星との間に太陽が入りません。
私たちにエネルギーを与え、全体をまとめる”太陽”との関係よりも、直接、土星からの影響を強く受けるわけです。
実際の土星は逆行をする事はないので、土星の逆行は地球上で起こる出来事です。
よって、地球に与える影響としては、全体を見る意識が低下したり、利己的だったり、極端に土星の影響を受ける傾向があります。
また、一般的に逆行天体からの影響はマイナス的なイメージがクローズアップされていますが、”逆行土星からの良さ”もあります。
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土星 逆行の意味
社会で常識や制限から生まれた規律や秩序を司り、実質的に機能させることを担当しています。
土星逆行の現象
- 社会の規律や秩序に矛盾の感じやすい。
- 独自のルールを貫き通そうとする。
- 理不尽さを感じやすい。
この様な現象が起こりやすいのですが…
土星逆行の利点
どの天体が逆行しても、その期間は過去を振り返り見直しをする期間です。
社会や現実と自分の思いとの間の秩序を解決していく時期となるでしょう。
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出生図とトランジット上の逆行土星
- 出生図の土星とトランジットの逆行土星が、同じ3区分
活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)
不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)
柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)
- 出生図の土星とトランジットの逆行土星が、同じ4区分
火(牡羊座・獅子座・射手座)
地(牡牛座・乙女座・山羊座)
風(双子座・天秤座・水瓶座)
水(蟹座・蠍座・魚座)
逆行している土星が、どのサインで逆行しているかによって、その影響に個人差があるようです。
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土星の逆行 2016年の影響
例えば、2016年の場合…3月25日18:38から射手座で逆行し、8月12日に逆行が終わります。
そして留(りゅう)が起こり、2016年8月13日19:27から順行します。
この場合は、逆行している土星からの影響を強く受ける方は…。
- 土星が入っているサイン射手座の方。
- 柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)の方と、火(牡羊座・獅子座・射手座)の方。
- 土星のルーラーサイン「山羊座」の方。
- 土星のサブルーラーサイン「水瓶座」の方。
土星の逆行は、地球上でおこる「見かけ」の逆行です。
地球上でおこる現象ですから、基本的には地球で暮らす全ての方に影響があります。
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留(Station)とは
天体が軌道上で「止(留)まった様に見える」期間です。
実際に天体が止まることはありません。
逆行開始時と逆行終了時に、天体が止まっている様に見えるだけです。
西洋占星術では、逆行へ移る際は、失敗や遅延。
順行へ移る際は、再生や復興を表します。
”留(Station)”の期間は、逆行天体の意味や影響力が強くなります。