第1ハウス

ハウスの三区分…アンギュラー
ナチュラル・ハウスのサイン…牡羊座
サインのルーラー…火星

第1ハウスの象意と解釈

自分自身、自我、性格、才能、 体質、健康状態、容姿、行動パターン。

第1ハウスの説明

ハウスの中で最も影響力が強く、その人の個性や見た目に影響を与えるハウスです。
第1ハウス・カスプのルー「アセンダント(ASC)」と呼ばれ、そのルーラーは「統治星」と呼ばれています。
その天体は、その方にとって重要な天体でもあります。
「統治星」が、どこのハウスに在室しているかをチェックします。
例えば、第2ハウスに在室していれば、その方は「所得」を得ることに積極性を発揮します。

第1ハウスに在室する天体について

第1ハウスは、自分自身を表すハウスですから、第1ハウスに天体が入っているとその天体の特徴が個性となって表面化するので、個性が強く現れる傾向があります。

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対極のハウス

ハウスは、向かい合うハウス(対極の位置)は関連した意味合いを持っています。
この場合、1ハウスと7ハウスです。

第7ハウスの詳細は、こちらに詳しく記載しています。

第1ハウスと第7ハウス

第1ハウスは「自分」そして、対局となる第7ハウスは「パートナ」です。
または、自分と環境でもあります。

例えば、第7ハウスに土星が在室する場合、パートナーとの関わりに努力や忍耐が必要になるかもしれません。
または、落ち着きのあるしっかりしたパートナーに恵まれるかもしれません。
いずれにしても、天体の有無だけを見るのではなく、土星と他の天体がどの様なアスペクトであるかを見る必要があります。
双方のハウスに天体が在室するとオポジションを作りますから、良くも悪くも人間関係(自分と相手)に強く象意が現れます。

第1ハウスに天体がない場合

ハウスに天体がない場合は、ハウス・カスプのルーラーで見ます。
第1ハウスのカスプはアセンダントになり、そのサインのルーラーは「統治星」になります。

各サインのルーラー(支配星)は以下の通りです。

第1ハウス・カスプ(アセンダント)

  • 牡羊座=火星
  • 牡牛座=金星
  • 双子座=水星
  • 蟹座=月
  • 獅子座=太陽
  • 乙女座=水星
  • 天秤座=金星
  • 蠍座=冥王星、サブルーラーは火星
  • 射手座=木星
  • 山羊座=土星
  • 水瓶座=天王星、サブルーラーは土星
  • 魚座=海王星、サブルーラーは木星

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第1ハウスに在室する天体の意味

第1ハウスの宮(サイン)は、誕生した時(呼吸した瞬間)に、東の地平線から上昇していた宮(サイン)を示します。
第1ハウスに入る天体は自分の容姿、体質、個性を表します。
しかし、自分では理解していな無意識な部分が多いハウスです。
ここに入る天体を知ることで客観的に自分を知ることができます。

第1ハウス 太陽

能動的に自己主張を発揮させる第1ハウスに自我を表す「太陽」が入る場合、「自分の人生は自分で切り開く!」意識が強く、そうあるべきなのです。
強い個性の持ち主で意志が強く、決断力も優れています。
周りの人々への影響力も強く与えます。
そうあるべきの方が、他者の顔色を見たり、優柔不断な生き方をすると太陽の輝きを損ねます。
自分のあるべき姿をしっかり捉える努力をする事が大切です。

太陽と上昇宮が同じ星座の場合、前世でやり残したことを今生で達成する運命を背負っていると言われています。

第1ハウス 月

「月」その人の「心(欲求)」を表します。
月は、柔軟で受容的そして不安定さを表す天体です。
第1ハウスは自己主張のハウスではありますが、周囲から影響を感じ取り無意識に同化してしまいます。
環境や友人からの影響が「心」に浸透します。
幼少期は母親からの影響力が強いようです。

行動としては、その場の雰囲気に敏感ですからムードに流されやすい傾向があります。

月は一日で約13度くらい移動する天体で満ち欠けする為、見た目の姿も変化する天体です。
その影響から、変化も多く放浪を好みますから、旅行や引っ越しも多くなる傾向があります。

第1ハウスに月が在室する方は、大衆心理から無意識に影響され、それを自己主張として発揮させることが得意です。
その結果、名声に貢献し人気運に恵まれます。

第1ハウス 水星

水星はコミュニケーション能力を司る天体です。
その水星を自己主張のツールとして使用します。
知的好奇心が強く、頭の回転も早いです。
その為、抜け目のない話術を持ち、言動においてもスピード感があります。
しかし、少々落ち着きがない傾向があります。

実年齢よりも若々しく見える人が多いようです。

第1ハウス 金星

金星は「美と愛」を司る天体です。
その為、金星が第1ハウスに在室する方は、美しく魅力的な容姿に恵まれます。
陽気で、愛想がよく、人当たりも良いので社交的です。
異性にも好かれやすでしょう。
人生において「美と快適さ」を強く主張し求めます。
従って、人を楽しませるようなことを職業にすると上手に金星を使うことができるでしょう。
ただ、依頼心が強く、やや責任感に欠ける傾向があり、あまり努力と忍耐を好みません。

第1ハウス 火星

競争や戦いを司る火星が第1ハウスに在室する方は、勇気にあふれ、常に攻撃的な姿勢で人生を切り開く自信家です。
常にジッとしている事ができないタイプで、情熱的に体や頭を使います。

女性の場合、その人の中にある男性的な気質に他の男性が共感を感じる為、必然的に男性を惹きつける魅力を持っています。
常に体を鍛え、筋肉が活性化している事で上手に火星をコントロールする能力に恵まれています。

第1ハウス 木星

「拡大」を司る木星が、第1ハウスに在室する方は、陽気で寛大、ポジティブ思考です。

誰に対してもオープンで、トゲがなく、人当たりも朗らかですから、第一印象から評価が良く、周囲の人々から信頼されやすいタイプです。

冒険心に長けていて、哲学的思想の持ち主ですから精神性も高い。

ただ、この木星にハードアスペクト多くなると楽天過ぎて脳天気になり、結果的にはタダの「ホラ吹き」になる傾向があるでしょう。

第1ハウス 土星

努力と忍耐を司る土星が第1ハウスに在室する方は、真面目で努力家です。
快楽的な事柄に時間を費やすことを嫌い、ラクをする事も好みません。
あえて困難な道を選ぶ傾向があります。

基本的に子供にとって「忍耐や自律」は全く理解できません。
しかし、自己を律することを強いられますから、何らかの形で抑圧させられた経験をあるでしょう。
その為、感情を素直に表現するのが苦手になりがちです。
ソフトアスペクトが優勢であれば、不屈の精神で自己のコンプレックスを乗り越える事ができます。
ハードアスペクトが優勢でも、回り道をしながらでも成功を手に入れる事ができるでしょう。

幼いころから養った自制心が開花するハズです。

29歳頃にはサターンリターンを迎えます。
その頃には本当の自分、自分はどう生きるべきなのか、はっきりした道を見つける事になるでしょう。

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第1ハウス 天王星

改革と独立を促す天王星が第1ハウスに在室する方は、人とは違う独創的な生き方を好み、感性も大衆的ではなく風変りです。
個性的な性質の為、協調性に乏しく、団体行動が苦手ですから、孤立するしやすい傾向があります。
ただ、他者からの影響を全く受け入れないわけではありません。
自己の進化や発展においては、上手に利用しますから、豊かなアイディアを発揮し、発明に貢献します。

物事において普遍的に捉え適応する能力に長けている為、人生において波乱や予期せぬ変化を多く経験する傾向があります。

第1ハウス 海王星

アウトラインがハッキリしない曖昧さを司る海王星が、第1ハウスに在室する方は、感受性が強く、芸術的才能が潜在しています。
インスピレーションを必要とする分野で優れた才能を発揮できます。

博愛的な気質を持ちながら感受性が強いので、傷つきやすく、対人面で神経過敏になりやすいようです。
そのストレスから逃避する手段として、アルコールやドラツグに溺れる可能性もあります。
ハードアスペクトが優勢になるとその傾向が強く現れやすい。

第1ハウス 冥王星

深い繋がりや心根を司る冥王星が第1ハウスに在室する方は、先祖との縁が濃く、その環境から心理的なフラストレーションを抱えている場合があるようです。

温厚そうに見えても内に秘めた執着心が強い為、一つのことに集中して取り組む事ができます。
その結果、周囲からは一目置かれるカリスマ性を有益に発揮させる事が、無意識に権力志向になる傾向があります。

破壊と再生を司る天体ですから、ソフトアスペクトが優勢な出生図の方は「再生力」の方が強く発揮するでしょう。