第4ハウス

第4ハウスは、社会活動が終わり戻る場所「家庭」は表します。
人生においては、たどり着く終着点「晩年」を示します。
現実的な家庭だけではく、その人が情緒的な安定をどのように得るのか?
また、その人が思い描いている母のイメージも伺うことができます。

ハウスの三区分…アンギュラー
ナチュラル・ハウスのサイン…蟹座
サインのルーラー…月

第4ハウスの象意

  • 家庭や私生活。
  • 両親(特に母親)を表し、母との関係。
  • 両親から受け継いだ習慣。
  • 不動産、住居、墓。
  • 結果が出るハウスと言われている

結果が現れるハウスは「4番目」

第1ハウス「自分の誕生」するハウスを「1」として、4番目のハウスは「自分の結果」があらわれるハウスです。

人は一日の活動が終わると家(第4ハウス)に帰って眠りにつきます。
眠りは活動停止ですから、「活動」においては「死」を表します。
そして、眠りから目覚めると体力が復活し蘇ったように再び活動します。
従って、第4ハウスは、「晩年」を表し「墓」でもあります。

自分が誕生して晩年を表すのですから、「自分の結果」なのです。

各12ハウスにおける「結果が現れるハウス」は、「4番目のハウス」であります。

第3ハウスで例えると…

第3ハウスを「1」として数えると第6ハウスが「結果のハウス」になります。
下記のホロスコープの図では、第3ハウスで始まるとしています。
4番目の「第6ハウス(バックグランドが薄いピンクのハウス)」で現れます。
さらに、その結果から始った事柄が4番目の「第9ハウス」で結果が現れていることを表しています。(下記図を参照)

具体的には…
第3ハウス「初等教育・知識」から得たモノが、第6ハウスで習慣化(仕事などで使いこなす)し、第9ハウスで哲学的な領域にまで成長し結果が現れます。
さらに、第12ハウスで「悟り」としての結果が現れます。
それは、全てを受け入れ「赦す」ことができる人間として成長した「結果」です。

対極のハウス

ハウスは、向かい合うハウス(対極の位置)は関連した意味合いを持っています。

第4ハウスと第10ハウス

第4ハウス「家庭」とすると、第10ハウス「仕事・天職」です。
人間関係では、第4ハウスは「母親」に対し、第10ハウスは「父親」。

一例として…

出生図の第4ハウスと第10ハウスに天体が入るとオポジションとなります。(調停がない場合)
オポジションはハードなアスペクトですから、家庭と仕事の両立や家庭環境などによる緊張が起こりやすいホロスコープです。

ハウスで起こる原因

ハウスで起こる出来事は対極だけが原因ではありません。
前のハウスからの影響もあります。

第4ハウスに入る天体が良くても、その前の第3ハウスの状態が良くないとコミュニケーション不足などによる不安定な家庭環境となる傾向があります。
アスペクトの状態をしっかり見る事が大切になります。

第4ハウスに天体がない場合

ハウスに天体がない場合は、ハウス・カスプのルーラーで見ます。

ハウスに天体はないハウスの見方ついては、こちら第2ハウスの一例をご参考ください。

第4ハウス・カスプ

各サインのルーラー(支配星)は以下の通りです。

  • 牡羊座=火星
  • 牡牛座=金星
  • 双子座=水星
  • 蟹座=月
  • 獅子座=太陽
  • 乙女座=水星
  • 天秤座=金星
  • 蠍座=冥王星、サブルーラーは火星
  • 射手座=木星
  • 山羊座=土星
  • 水瓶座=天王星、サブルーラーは土星
  • 魚座=海王星、サブルーラーは木星

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第4ハウスに在室する天体の意味

職業を判断する際「MC」を重視します。
その対極にあたるのが「IC」、社会で能力を発揮する際の元「根源」です。
ICは、第4ハウスのカスプであるので、その方の根本的な安定感も表します。

第4ハウス 太陽

若い頃は自分が目指す社会的地位の確立を成し遂げようと奮闘します。
しかし、第4ハウスに太陽が在室する方は社会的成功より「精神的ステージアップ」のほうが大切であることにきづきます。

男女関係なく親の志を継ぐような生き方をした り、家業を継ぎ、家長的な役割は果たそうとします。

第4ハウス 月

母の象徴である「月」が第4ハウスに在室する場合、母親か らの影響が強く、家庭環境や習慣が初期段階の性格形成に大きな影響を与えています。
感情面においては、感化されていることも多々あるでしょう。

社会活動で疲れ傷ついた時には、幼児的な行動で過ごすことで回復します。

この方にとって「家」は自分を蘇らす聖域ですから、「家」に対する関心が強いです。
快適な家庭環境づくりやインテリアに関するアイディアに長けています。

第4ハウス 水星

知的会話が飛び交う家庭環境で育つ方が多いようです。
この方の場合、家庭環境や家系から知性が遺伝しているかもしれません。
両親も教育に理解 がありますから、家庭生活から知識や教養を拡げるでしょう。
水星は足が速い天体ですから、「機敏さ」を促します。
従って、幼児期に引っ越しが多かったり、環境が変わりやすい傾向があるようです。

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第4ハウス 金星

愛と平和を司る金星が第4 ハウスに在室する方の家庭環境は楽しいく、部屋を飾ったりすることが好きな家庭もしくは母親がそのような方なのでしょう。
逆に家庭環境が荒れてたり、険悪な空気が漂い、絶えず緊張状態では自分の能力を発揮できません。
金星の長所である「愛と美」が失われ陰が現れます。

料理やガーデニング好きでインテリアにも凝る。
晩年は趣味を持ち充実した晩年を送るでしょう。

第4ハウス 火星

競争や争いを司る火星が第4ハウスに在室する場合、家庭内は口論が多く、争いも多くなるでしょう。
良く言えば、にぎやかな家庭で、その人の攻撃性は家庭環境内で養われます。
ただ、攻撃性を発揮する場所が「家庭」ですから、内弁慶になる傾向があります。
両親との関係も感情的になりがちなので、家を出る人もいるようです。
離れて暮らす方が良い場合もあります。
第4ハウスに火星が在室する方は、「家庭=安らぐ」ではなく、エネルギーを活性させる場所であります。

第4ハウス 木星

裕福で大きな家で育ち、精神的にも豊かな家庭環境で過ごしているので心理的にも安定している。
宗教的感覚や道徳的感性は、両親からの影響を強く受ける。
土地や住居の相続に恵まれる。

身内に対して甘く、自分自身も甘える傾向があります。
その影響と居心地の良さから自立が遅れる方もいます。

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第4ハウス 土星

厳格な父親像を表す土星が第4ハウスに在室すると、自由でのびのびとした家庭ではなく、幼少期は甘えたり駄々をこねる事ができる環境ではないので息苦しさを感じることもあるでしょう。
両親(特に父親)は厳格で常に緊張の糸がピーンと張っているような空気が漂っています。

第4ハウス 天王星

一風変わった家庭環境で親子関係もユニ ークでしょう。
子供の頃に家庭が崩壊し、親との縁が薄くなる傾向があります。
なたは、家や地域のしきたりか ら解放されたい願望が強く、自由な生き方を求めます。
血縁関係のない人々と独自の形態で生活を営むこともあるでしょう。

第4ハウス 海王星

アウトラインがハッキリしないボンヤリとした夢や幻想をの海王星が第4ハウスに在室すると、「家庭」に夢を投影する傾向があるでしょう。
父との死別や事業の失敗による生活の困窮を経験すると「幸せな家庭」への憧れが強くなるでしょう。
不安定な家庭環境が、その人の根底的な不安になる場合もあります。

芸術的雰囲気に充ちた家庭環境で育つ人もいます。

第4ハウス 冥王星

子供の頃に家族(特に母親)からの強烈な影響を受けたり、体験する事があり、それがトラウマとなって潜在意識に深く刻み込まれてしまいます。
本来、鋭い洞察力を持って生まれていますから、人の心の動きに敏感に洞察力発揮します。